閑馬の庚申山
作業に追われて、閑馬の地域探訪が進みませんでした。
この地に来た1年5か月前から、登ってみた小山がありました。
その小山は「千体庚申山」です。
石造物など調査研究されている方々には、結構有名な山なのです。
県道66号線沿いの閑馬地内、JA佐野愛村支店の駐車場に車を置かせていただき、庚申山を目指して歩き始めました。
閑馬駐在所前を通り、西に進みます。山裾に入る道が分かりにくいですね。
空き家のような家の脇から、細い野良道に入ります。曲がりくねったあぜ道を進み、山の入り口に立ちました。
石柱には千体庚申山とあります。
標高は171m。確かに小さい山ですが、山頂までほぼ真っすぐ登る参道です。
小石の上に落ち葉が積もり、登りにくく、杖を置いてきてしまったことが悔やまれました。参道の両脇の小木につかまりながら、登ります。
参道両脇の庚申塔は小さいものが多く、小さな長円型の自然石に「庚申」の文字が刻まれています。建てたというより、そこに置いたのでしょう。
所要時間15分ほどでしたが、久し振りの山登り(ちょっと大袈裟ですが)に息が上がりました。